PR塾卒業生インタビュー

< 動画連動企画 >

愛媛新聞掲載で、
地域の認知・信頼UP!
老舗百貨店で常設販売も!

PR塾12期生   
丹後 佳代さん ( 株式会社丹後取締役 )

PR塾卒業生へのロングインタビュー第三弾は、株式会社丹後取締役、丹後佳代さんにお話を伺います!地元今治で創業から90年以上続くタオル工場が廃業すると知り、夫婦で承継を決意された丹後さん。PRでメディア掲載が続き、2018年には日経ウーマン新・事業承継モデル賞を受賞。老舗百貨店での常設販売も始まりました。飛躍のきっかけとなった、PR塾講師のアドバイスとは!?

笹木:佳代ちゃん、よろしくお願いいたします!佳代ちゃんは愛媛の今治にお住まいですが、最近は東京に来ることも多いんですか?

丹後:はい、催事や展示会など、私自身が担当し、行けるところには可能な限り行っています!今は「想い」を伝えることも大事な時期だと、自分の中で思っていて。それをやっていくためにPR塾の門を叩いたっていうのもあるんです。

笹木:そうなんですね!確かに、PR塾のときから、想いを言葉にする力のある方だなと感じていました。佳代ちゃんのまっすぐな、ストーン!って感じ!

丹後:私、100%信じられるものに対してはすごく力を出せるんですよね。

笹木:それ、PRに向いてますね!ぜひ、オルシアのタオルについてのPR、ここでもお願いします!

丹後:ありがとうございます。私たちは、過疎化高齢化の進む故郷を見ながら、地元今治で何かやりたいという思いをずっと持っていました。そして、3年前、90年続くタオル会社さんが後継者がおらず廃業を決めていることを知り、承継を決めました。そうすることで、今治の町が元気になるんじゃないかと思ったんです。取引先もゼロ、売上もゼロ、貯金経験もゼロ、知識もゼロのところからスタートしたので、とても大変でした。だけど私たちには、このタオルを作る技術がありました。こんないいタオルを職人さんたちが作れるのだから、それを私たちがみなさんへと届けることができたら、お客様を幸せにすることができると思ったんです。

笹木:実は私もこちらのタオル、使っていて。本当にずっと品質が落ちないんですよね。洗濯して使い続けてもずっとふわふわのままで。いつも旦那さんの普通のタオルと、私のタオル、2枚かけてあるんですけれど。なんか申し訳ないくらい、厚みも2倍くらいある。ふわふわだし。絶対こっち!ってなる。(笑)

丹後:うふふ。ありがとうございます。

■プレスリリース送付から新聞掲載!行政の講演依頼が

笹木:催事や展示会などの外にはどんなお仕事を担当しているんですか?

丹後:実はこれから講演のお話をいくつかいただいているんです。国や行政も、事業承継について非常に力をいれているので、そういうところからお声がけをいただいています。こんな私の話でみなさんのお役に立つことができるのなら、頑張ってチャレンジしようと思っています。

笹木:そうなんですね!みなさんどこから情報を得てお声がかかったのでしょう?

丹後:PR塾の講義の中で作成したプレスリリースがきっかけなんです。笹木さんや坂本さんに「まずは自分の地域を大切にしなさい。」とアドバイスいただいたところへ送ったのですが、それが愛媛新聞に掲載されたんです。その記事を見て、講演のご依頼をいただきました。

笹木:えっ!本当ですか!?うれしいです。でも、佳代さんはお忙しいのに、プレスリリースも「バッ!!」と送りましたよね!受講期間中に!

丹後:はい、私のモットーは『誰でもやれることなら、早くやる』なんです。

■仲間のお陰で頑張れた 日本橋三越本店での常設販売開始

丹後:そして、今回のPR塾、私はすごく緊張していて。みんなすごい方ばかりで、「私なんて…」という気持ちで参加したんです。でも、入ってみて思ったのは、できること、やってみたいことがどんどん生まれる塾だったということです。わからないことはどんどん聞けるし、仲間もいるし。正直なところ、不安になったり、弱音を吐きたくなったりしたこともありました。だけど、同期の仲間には全部話すことができました。そうやって話すことで、また頑張ろうと思えた。そんな仲間ができたことが、本当に良かったと感じています。

笹木:佳代さんが、PRノウハウを知れたのもそうなんだけど、仲間ができたことが何よりも大きいと、何度も言ってくださっているのが印象に残っています。

丹後:それは郁ちゃんのお陰なんですよね。

笹木:え!いやいや。私何にもしてないです。(笑)

丹後:郁ちゃんがこういう人だから、みんなが扉を開くことができたと思います。郁ちゃんの扉はいつも全開で、いつ出たり入ったりしてもいいんだっていう安心感があるから、みんなの扉も開いて、その中で交流することができたと思います。

笹木:うれしいなぁ。それにしても、愛媛新聞は行政関係から依頼が来るくらい、反響大きかったんですね。

丹後:そうなんです。愛媛新聞はじめ、メディアに掲載されるようになって、これまでこちらから催事のお声がけをしていた百貨店などからも、向こうから「やってみる?」とお声がけをいただけるようになりました。そしてなんと、今年の1月30日から、日本橋三越本店5階タオル売り場で、常設の販売がスタートしました!

笹木:日本橋で!それはすごいことですね!!

丹後:担当の方が、うちのストーリーを聞いてくださって、愛媛の工場にまで足を運んでくださったんです。

笹木:そうなんですか!

丹後:「私たちの仕事は、本当にいいものを日本中から見つけてくることです。本当にいいものを作っている方と一緒に成長してきたいんです。ぜひやりましょう!」と。これはPR塾で学んだ成果でもある、様々な媒体での掲載や、インスタグラムでの発信も見てくださってのことです。

笹木:素晴らしいですね!本当に嬉しいです。

■原点に返れた、印象に残る講師アドバイスとは

笹木:地域の方からも反響大きかったと聞きました。

丹後:はい、坂本さんからのアドバイスで印象に残っているのは、「地域の中でやっている仕事なら、地域の中での関係づくりを大事にしなさい」と言われたことです。それで初めて地域のメディアにプレスリリースを送ったんです。あぁ、そうか、と思いました。何だかちょっと、遠くばかり見てたな、ということに気づかされたんです。

笹木:なるほど。全国区へ、というような思いがあったんですね。

丹後:はい、もっとたくさん、もっといろんな人に届けられるように、と思っていたんです。そうじゃなくて、自分の基盤を固めるということと、「地域の人に恩返しがしたい」という自分の原点に返れたことがすごくよかったです。

笹木:そうだったんですね。

丹後:はい。それから、メディア掲載によって、地域の方へ本気度が伝わったというのも大きな変化だと感じています。高齢化、過疎化が進んでいる、事業をやめて行く人も多い業界で、「がんばっとる」というのが伝わった気がします。だからこそ、いろんなお声がけをいただけるようになったし、助けていただくこともこれまで以上に増えてきたと思います。

笹木:PRにはそういう効果があるんですよね。信頼が増すというか。

丹後:そうなんです。承継して始めから、応援してくださる方ももちろんいたのですが、「軽い気持ちで始めたんやろ。」「すぐ辞めるんやろ。」といった、厳しいお声もいただいていました。でも、新聞などでそういう私たちの姿を見て、少しずつ応援してくださる方も増えました。私だけにじゃなく、地域方が従業員みんなに「あなたここで働いてるのよね!」「見たよ!」って声をかけてもらって。地域の方に知ってもらえて、応援してもらえるようになったのがすごくうれしいです。「ここの技術力なら」と、受注も増えてきました。

笹木:私、佳代ちゃんがPR塾にエントリーしてくれた時に、どんな会社かなぁと思ってホームページを見たんです。そのときから、私が創業期からPRで関わってきた、エアウィーヴと似ているところを感じていて。技術があって、想いがあって、町工場で…これからだ!っていう、わくわく。やっぱりメーカーって大変じゃないですか。工場も、工場のスタッフのこともありますし。すごく重圧もあると思うんですが、PRで一気に認知が上がったときの社員の喜びや生活の変化も大きい。勝手に私の方でもやりがいを感じました。

丹後:私もそれはすごく感じています。前身の工場での主な仕事はOEM(相手会社の発注品の、相手先ブランドの形をとった生産)でした。「お客様のタオルを作る」という仕事で、もちろん自社の名前が外に出ることもありません。タグもそのブランドのものが付くことになります。それがどこでどんな風に販売されて、どんなお客様が買ってくださっているかもわからずにいました。

笹木:そうだったんですね。

■VERY掲載!PRで広がった、従業員の笑顔

丹後:それが、「オルシア」という自分たちのブランドタオルを持ち、更にVERYに見開き2ページの取材記事として掲載されました。私、この誌面を持って職人さんたちのところに行ったんです。「みんなが作ってくれたタオル、ここに載ったんよ!」って。そしたら、みんながすっごく喜んでくれました。70歳の工場長も、本当に喜んでくれて。「今までは言われたタオルを作るばかりだったけど、今はこうやって、自社のブランドで色々と工夫したタオルを作ることができるのがうれしい。」って言ってくれたんです。「こんな年だし、辞める。続けんでもええ。」と言っていたあの工場長さんが、そうやって言ってくださったことが、本当にうれしかったです。

笹木:メディア掲載は、従業員が改めて自社への誇りを持ち、モチベーションを高めてくれるものでもあると私も経験から感じています。

丹後:そうなんです。「私たちの作ったタオルって、こんなにかっこよかったんだ!!」って。喜ぶみんなの姿を見て、本当に頑張って良かったと思いました。

笹木:そうですよね。VERY2ページですもんね!佳代ちゃんのそのアタック力がすごいなって思います。

丹後:表に出てない失敗もいっぱいあります(笑)。ですが、そんな中でも掲載に至ったものから、お陰様ですごく反響をいただいて。そういう出会いの機会を得られたことが本当にありがたかったし、それだけ沢山の方にこのタオルで幸せを届けられたと思うと、また頑張ろうと思います。

笹木:すごい!愛媛新聞、VERY、日経ウーマンと、掲載が続いている佳代ちゃん、本当にいいと思っているものを伝えていって、実績を積み上げていくことで、ますますお仕事にも繋がっていくと思います。今、いい波が来ていると思います!これからも苦しいこともあるかもしれないけれど、ぜひ頑張って欲しいです。

丹後:ありがとうございます。私はPR塾に行ったことで、自分の持っているものの良さも教えてもらったのだと感じています。それを外へ出す力ももちろんですが、「あなたの持っているものはこんなにいいものなんだよ」ということを仲間に教えてもらったし、それを外に出していいっていうことも教えてもらいました。自分の人生がより豊かになったと感じています。こうやって前に出させてもらえることは本当に幸せだと思います。前に出てお客様に届けないと意味がないと思うし、タオルだけでもだめ、PRだけでもだめ、何が欠けてもきっとだめで。本当に地域の力、みんなの力があって、今があると思っています。

■インタビュー後の感想

まずは地域から信頼と実績を重ねていくことが大きな飛躍の種まきになります。また、真摯でがんばり屋さんの佳代ちゃんだからこそ、みんなも応援したくなるのだと思いました。私もオルシアファンの一人として、これからも応援したいと思います!今日はお忙しい中、ありがとうございました!

※オルシアは日本橋三越本店5階で常設販売中です。
オルシア×VERYコラボカラーも登場 オルシアタオル

- Profile -
株式会社 丹後 / TANGO Inc. 取締役 
丹後佳代

http://www.tango-imabari.jp/

1980年愛媛県今治市生まれ。子どもの頃からの夢を叶えて兵庫県で教師となる。その後、結婚を機に故郷へと戻り、夫と保険と不動産を営む。宅地建物取引士、FPなど資格を取得。地域で仕事に励む中、2016年に後継者がおらず既に廃業を決めていた90年続くタオル会社を取引先0売上0経験0知識0で引継ぐ。現在は『タオルでしあわせをお届けしたい』と、自社オリジナルブランド「しあわせを織りなす」という意味をもつ、OLSIA(オルシア)を展開中。日本橋三越にて常設販売を開始するなど、ファンを増やしている。日経WOMAN主催ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019新・事業承継モデル賞受賞。

笹木郁乃のPR塾13期

第1日目 第2日目 第3日目 第4日目 第5日目
4月17日 4月18日 5月17日 6月14日 7月5日
開催時間:各回11:00〜17:00(休憩1時間)